仮置き場
こちらは、管理人による一次創作品の仮置き場です。現在は数が少ないので、二次創作サイトであるここに間借りして載せてありますが、いずれはオリジナル作品用に別館を作成し、分けて載せたいと思っています。それがいつになるかは、分かりませんが…。
「藤ノ葉」(2021年)
こちらは、「葛の葉」、「信太妻」などの名で知られる伝承を基に書いたものです。(完全オリジナルというよりかは、1.2次創作くらい?)元の話とは一応違いますので、あしからず。ちなみに、内容・文体ともに大学時代の2012年頃に構想していた物語です。言っときますけど、文体は滅茶苦茶です。現代文に、古文や和歌、口語体に文語体が入り乱れております。一応調べながら書きましたけど、色々と間違った表現もあると思います。それでもよければ。
<あらすじ>
今は昔、和泉の国に村部保郁(むらべのやすか)という薬売りがいた。ある日、薬草を求めて山奥に入った保郁は、そこで美しい娘と出会う。娘の名は、藤ノ葉(ふじのは)。一春を共に過ごした保郁は、その娘に想いを伝えるが……。
「継憶の暁」(2021年)
こちらは、文字数3000字程度のショートショートです。数分で気軽に読めます。今は昔の物語です。相変わらず文体はカオスです。本作には古文が出てきますが、たぶんいろいろ間違っているところもあると思います。もちろん調べながら書きましたが、基本的には読んで頂いた方に伝わることを優先していますので、あえて現代で通じる表現にした部分もあります。あくまで趣味ですので、ご容赦を。
※本作品は、「山野羊」(やまのよう)名義にて小説投稿サイト「ノベルデイズ」に投稿しております。
<あらすじ>
昔、独り峠を行く男がいた。夕暮れ時、大樹の下に身体を休めた男は、疲労からそのまま寝入ってしまう。知らずに夜を迎えてしまった男は、見知らぬ女の呼びかけで目を覚ます……。
「一葉の灯」(2022年)
こちらは、5000字程度の短編です。前作と同様、平安時代頃をイメージしていますので台詞が古文になっています。間違っている点も多々あるでしょうが、出来るだけ伝わる形にしてありますのでご了承下さい。
※本作品は、「山野羊」(やまのよう)名義にて小説投稿サイト「ノベルデイズ」に投稿しております。
<あらすじ>
今は昔、都の大路を行く一人の浪人がいた。降りはじめる雨、そして多くの人々が行き交い喧騒の絶えない大路に辟易した浪人は、大路を外れ、独り閑寂とした小路へと入る。雨宿りのため、浪人はそこで見つけた廃寺に足を踏み入れるのだった......。