久々のジブリの話題

2021年11月10日

久々にちょっとジブリの話題で書いてみます。


近年はあまりこれといった動きが見えなかったスタジオジブリですが、今年はちょっとしたニュースがいくつか出てきていますよね。

もとはテレビ用に制作・放映された「アーヤと魔女」が、今年の夏にスタジオジブリ5年ぶりの劇場公開作品となりました。

それだけでも結構なニュースだと思うのですが、先月末にはその「アーヤと魔女」のBD&DVDが、今年12月1日から発売というニュースも舞い込んできました。

久々のジブリ公式作品としての劇場公開&BD発売なので、ファンには嬉しい動きですよね。

ちなみに、「レッドタートル ある島の物語」のBDは、スタジオジブリ以外のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット作品集もかねている関係からか、パッケージがジブリBDシリーズお馴染みのシルエット柄ではなく、DVDと同じポスター画のパッケージとなっています。

なので、純粋に劇場公開ジブリ作品で純粋なジブリのBDパッケージとして発売されたものとしては、2015年以来じつに6年ぶりということになるのではないでしょうか。(「ジブリがいっぱいSpecial ショートショート」は少し異例ですし、パッケージもシルエット柄ではないので。)


さらに、BD&DVDの話題で言ったら、「ジブリがいっぱい 監督もいっぱい コレクション」も今年12月1日に発売が予定されていますね!

こちらは、すでに発売されていた宮崎駿監督作品集と高畑勲監督作品集に含まれなかった過去のジブリ作品、つまり比較的「若手」と呼ばれた監督方が監督したジブリ作品の作品集となっています。

収録作品内容は……

「海がきこえる」1993年(望月智充監督)

「耳をすませば」1995年(近藤喜文監督)

「猫の恩返し」2002年(森田宏幸監督)

「ギブリーズepisode2」2002年(百瀬義行監督)

「ゲド戦記」2006年(宮崎吾朗監督)

「借りぐらしのアリエッティ」2010年(米林宏昌監督)

「コクリコ坂から」2011年(宮崎吾朗監督)

「思い出のマーニー」2014年(米林宏昌監督)

「レッドタートル ある島の物語」2016年(M・デュドク・ドゥ・ヴィット監督)

「アーヤと魔女」2020年(宮崎吾朗監督)

……の10作品となっています。

単体で同日から発売予定の「アーヤと魔女」もしっかり含まれていますね!

ちなみに、「ギブリーズepisode2」はいつも通り「猫の恩返し」に同時収録されていますので、ディスク枚数としては9枚となっています。

先行の宮崎駿監督集と高畑勲監督集を持っている方は、今回の作品集を待ち焦がれていたのではないでしょうか。

個人的にはやはり値段があれなので、ちょっと手を出せないかなぁ…。(BDで税込55,000円。DVDで税込38,500円)

それよりも、どちらかというと同時期に発売された両名のサントラ作品集の方が欲しい…。

…ってか、宮崎駿監督集と高畑勲監督集が発売されたのと同時期に、「宮崎駿サントラBOX」と「高畑勲サントラBOX」が発売されたような気がするのですが、今回の若手監督作品集の場合はサントラ集は発売されないのでしょうか?

「耳をすませば」のサントラが欲しいとずっと思っているのですが、なんだったらそれぞれのサントラ集を全部買ってもよいかなと考えているので、今回の若手監督作品集のサントラBOXが発売するんだったらもうちょっと待ってもいいのですが、どうなんでしょうか。

自分が見つけていないだけで、すでに情報があるんでしょうか…。

まぁ、いずれにしても、今回のBD&DVD集が発売されるということで、二大監督以外の方の作品はどうなるのかと思っていたファンにとっては、ひとまず安心なニュースでしたね!


そして、最近のジブリの話題の最後になりますが、千と千尋の舞台化について!

過去には、もののけの舞台化やナウシカの歌舞伎化がありましたが、今回は千と千尋!!

最初にこの話を知った時はちょっとドキドキしました…。

というのも、今まで何回か言ってるかもしれませんが、「千と千尋の神隠し」(2001年)は当時10歳の小学生だった自分が人生で初めて恋をした作品なんですよ!!

しかも、恋って言っても、作品にしたんではなく(いや、もちろん作品も好きでしたよ?)、主人公の千尋にしたというね!

初恋ですよ! 初恋!!

劇中で千尋は10歳で、当時ちょうど同い年でしたしね!!

当時、夏休みに東京の祖母の家に泊まった時に、親に連れられ映画館に観に行きました。

ものすごい人気で、最初に行った上映回はすでに満席状態でチケットが買えず、その次の上映回の席を取ってからしばらく近くでいろいろお店を見て回って時間をつぶした後に、超満席状態の劇場で観ました。

もののけの時と違って、すでに物心ついていた年頃だったので、けっこう鮮明に覚えています。

それまで…というか現在に至るまで、だいたいの映画を田舎のガラ空きの劇場でしか観たことが無かった自分にとって、あのような超満席の劇場というのはあの時が最初で最後でした。記憶が定かではありませんが、もしかして立ち見も出ていたのでは? (劇場内が暗転してからも自分よりも小さい子がけっこううるさく騒いでいて、「うるさいな」と思っていた記憶も。)

で、劇場から出る頃には千尋(と、作品)に恋していたと。

当然パンフを買っていたのですが、祖母の家に帰ってからというもの、誰の目も無いところで時間さえあればパンフの表紙の千尋をずっと眺めて、恋焦がれていました…。(本当の話です。)

「ずっと誰かのことを考える」というのを人生で初めて知ったのが、その時でしたよ!!

ついでに、それもあって人生で二枚目に買ったCDが、「いつも何度でも」シングルでしたし。(当時おこづかいのなかった自分からしてみれば、年始のお年玉を計画的に使っていかなくてはいけない状況にあって、CDシングル一枚でもなかなかな出費だったんですよ!)


そんなこんなで、とにかく初恋は千尋なんです。

ハクはライバル!

結局、リアルの世界で本当に人を好きになったのは、その後2年後でした。(遅い方だったのかな…。) 

だから、舞台化といわれて、けっこうドキッとしました。

まぁ、時間的にも物理的にも、今回の舞台を観に行くというのはちょっとハードルが高いですし、好きになったアニメの千尋のイメージが強すぎて、気持ち的にも観に行く気というのは今のところありません。

舞台版のポスター写真も見てみましたが、まさかのWキャスト!

お二方ともかわいらしい…でも、やっぱり自分の中のイメージとは違うかな…。(お二方が美人すぎるんですよ! 笑)

決して否定しているわけではなく、ジブリ好きとして応援したいですし、嬉しいニュースでもあります。


これからも、他のジブリ作品が舞台化される可能性があるかと思うと、なんだかワクワクしてきます。

最近はジブリの大きな話題というのが少ないですが、舞台化というのはその中でもかなりビッグニュースの類だと個人的には感じているので、今後の他作品の展開も気になるところです。


ということで、今回はいくつかジブリの話題について書いてみました。

次は来月に更新予定。

…って、もう年末じゃん!!


早し!!






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