原点?

2021年04月18日

遅ればせながら…新年度に入りましたね!

今年度も相変わらず、コロナに翻弄される世の中で、関連ニュースを見ると溜息がでます…。

自分自身は地理的にも仕事的にも、直接的な影響はあまりないのですが、それでも出てくる話題といえばコロナ関連とかそんなんばっかりですし、さっさとコロナ以前に戻りたいなぁと、思わずにはいられません。


ところで、興味ないでしょうけど、先月にやった請けの仕事兼搬出方法のテスト、無事に終わりました。

進むも退くも、本当はここで結論を出したかったのですが、今回いろいろやってみて、良くも悪くもはっきりしてきたことが多々出てきて、結果的にまた新たに試したいことが出てきてしまいました…。

なので、またもう少し資金を貯めて、できれば一年以内にもう一度テストの場を設けたいなと思っています。

ただ、適当な現場がうまく見つかるかどうかなんですよねぇ~。

あくまでテストなので、金銭的なリスクは最低限にして現場に臨みたいので、ちょうどいい現場を確保できればいいのですが…。

しかも、仕事とは関係ないですが、今年は車の車検もあって、しかも前回の点検時に「足回りにだいぶガタがきているので、次の車検の時には、交換した方がいいです。」といわれてしまって、おそらく30万以上は普通にかかるとのこと。

…まったく、先月のテスト現場の時も思いましたが、結局は金がなきゃ何もできないんですよね…。

考えている搬出方法だって、「もっと機械にパワーがあれば余裕でいけるんだけど…」というのがあって、結局パワーがある機械というのはもっと価格が高いもの。

そうなると、個人事業主が導入するには金の面でかなりハードルが高いので、あ~あ、となってしまうというね。

まったく。


仕事の話はこれくらいにして、二次創作についての話を。

最近ふと思い出したことがあります。

それは、二次創作を初めてしたのはいつ頃だったのか、ということ。

すっかり忘れていましたが、そういえば二次創作で文字書きしたのって、もののけ姫が初めてではなかったなぁ、と。

実は、小学校高学年~中学1年くらいまで、指輪物語にかなりハマっていた時期がありまして、映画もそうですけど、原作小説にかなり入れ込んでいました。

今でも実家に、指輪物語はもちろん、追補編、シルマリルの物語や、終わらざりし物語、原作の設定集も置いてあります。(家族で自分しか読んでいないというのにね…。)

あの頃、家にあったただの印刷用紙に、小さい文字で二次創作をしていたわけです。

まぁ、全然形にはなっていない、ちぐはぐな物ではありましたが、思えばあれが、初めての二次創作だったなと、なぜか最近思い出しました。


正直、そんなに本を読むのが好きというわけでもなく、今まで読んだ小説の数なんて、たぶん本棚一段に収まる程度の量だと思います。(だから語彙もなく、表現が単調なんでしょうけどね…。)

にも関わらず、なぜか、小説を書きたい! という想いは当時からあって、実際、高校受験で自己推薦での面接のとき、面接官に「将来なりたい職業はありますか」と聞かれたときに、「本業はまだこれといったものはありませんが、副業として小説を書きたいという思いはあります」と答えてました。

もちろん、その時から二次創作をしたかったというわけではなく、自分の頭の中にあるいくつもの物語を、形にしたかったというだけです。

中学時代にも、所属していた部活(陸上部)をもとにした小説を、形にならない部分的なものとはいえ、少し書いたこともありました。(今思えば、滅茶苦茶青臭いストーリーでした…。)


とにかく、人生の中で恥ずかしいほど小説を読んできていなくて、大学時代などは、小説より人形浄瑠璃にハマっていたほどですし(当時のブログを読んでいた方はご存じかと思いますが、時々国立劇場に文楽を観に行ったり、地方巡業も一度観に行ったり、DVDや義太夫節のCD買ったり…。と、知っている方はこのサイトの古参ですね!)、

大学時代に読んだ本といえば、柳田邦夫の「日本の伝説」、「日本の昔話」、「山の人生」、「遠野物語」(いずれも角川文庫)で、果たして小説と呼べるのか疑問の物。

あとは、「日本霊異記」くらいですし、本当、小説とはいえないものばかり。

お気づきとは思いますが、単純に「昔話」とか「伝説」が好きで、本とかじゃなくて、地元などの各地域に伝わる伝承などに興味があるんです。

人形浄瑠璃が好きなのもその延長線上にあって、文楽はともかく、もとをたどれば人形浄瑠璃も地域に根差した文化で、根底にあるのは同じなのではないかと思っています。

ちなみに人形浄瑠璃は人形に興味を持って入る方が多いようですが、自分はそれに加えて義太夫節にとても興味をもちました。

もともと洋楽、それも今どきのR&BやHIP-HOPが好きで、以前はCDなど買いあさっていました。

義太夫節に限らず、伝統邦楽というのはリズムが有って無いようなもので、西洋音階や整えられたリズムに慣れ親しんでいた身としては、とても新鮮で面白いものでした。


…で、以上のことを鑑みて、自分の書いた文章を見てみたのですが、やはり読んできた小説が絶対的に少ないためか、語彙や表現が薄い。

一方で、逆に言えば、昔話が好きだからか、一文が簡潔であるような気はします。(気のせいかもしれませんが。)

それと、場面の合間合間に筆者の考えみたいなものが、地の文で「語り」のように出てくるのも、昔話の影響かなと思いました。
あと、これはR&BやHIP-HOP、義太夫節が好きなことに関わっているのか、読んでいる時のリズムは大事にして書いています。


まぁ、こんなこと書いた上で何の意味もないですし、下手くそな文しか書けない人間が何言ってんだという感じでしょうが、下手くそなりに考えて書いているということですよ!


就職後から今まで、中学生時代からずっと溜めてきた頭の中の物語を、そろそろ形にしたいなと思ってきました。

でも、それはもののけのその後の話を書ききってからにしようと、このサイトを立ち上げた時からなんとなく考えていたので、なかなか実現しませんでした。

ところが最近、流石にもののけのその後小説が延長に次ぐ延長を重ね、当初考えていたより書き終えるのが数年は遅れてきているというのもあり、ちょっと待てないなと、感じています。

文体的にも、一旦、その後小説とは別の形の文章を書きたいなと、思っています。(文章の書き方って、その作品で伝えたいことに合わせて多少変わってくると思うのですが、ずっともののけで同じ形の文ばかり書いていたので、そろそろ、以前から考えてきた作品を、その作品に合った文体で、もののけ二次創作とはまた違った文体で書きたいんです。)

もちろん、その後の話もこれまでと同じようなペースで書いていきます。必ず、最後の笑顔まで持っていきます。

近頃は、文字書き熱もちょっと盛り上がってきているので、せっかくならこのタイミングで何か、頭の中にあるものを一つ、形にできたらいいなと考えています。

ま、そうは言いつつ、どうなるか分かりませんけどね!


ということで、個人的文字書きの原点を振り返りつつ、今後のことについても少し考えてみました~。






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