色々忙しいという言い訳です
やっと時間が出来たので、今のうちに更新。
今回は定期的にやってくる言い訳回です!!(創作している暇がないよアピール)
いやー、分かってはいたけど、この時期本当に時間が無い!
例外なく外仕事なので、殺人的な暑さで仕事がマジできついですし、去年と同じように雨が少ないので休みも少ない!
しかもその唯一の日曜休みも、七月以降は地域の行事が詰め込まれているというのもあって、結局今日まで一度も丸一日何もない日というのがありませんでしたし。(本来は今日も祭りの準備の続きがあったのですが、人がいないということで急遽別日になっただけ)
色んな行事(草刈りや道路清掃、獣害用電気柵周辺の除草、虫送り、祭りなどなど…)がある中で、平日の夜仕事終わりに集まって行事の準備をしたりとかも普通にある(昨日の夜も祭りの支度がありました…)ので、とてもじゃないけど趣味をする余裕がない。
日々の家事もありますし、日曜は地域の行事のあとに家の周りの草刈りや側溝の掃除もしたり、休ませてくれーという感じ。しかも今年は雑草の伸びが異常に早くて、いい加減にしろという感じです。
仕事の方も、今年は色々あって県の安価な競争入札の入札資格を取らなければいけなくなってしまった関係で、帰宅後に急いで書類作成したり、合間には仕事先の会社さんへの請求書作成もしなければならないしで、熱波の中で仕事したあとにこれは厳しい!!
お盆休みは実家に帰るので、そこでやっと余裕ができそうなかんじです。その時に、出来れば一気に創作の方を進めたいなと考えているのですが、結局ぐったりして終わってしまいそうで怖い…。
地域の行事が云々書いてますが、一応ちゃんと協力してますからね!
正直休みが欲しいので、集合するまでは「また行事か…はぁ…」という感じですが、いざ始まればそれなりに笑顔でやってますよ!
もともと同じ県内で、しかも今住んでいる地域よりももっと山の中の集落で育ったので、近所づきあいの重要性は分かっているつもりです。
うちの親は二人とも県外出身なのですが、集落に溶け込むようにちゃんとお付き合いをしていたのを自分も小さい頃からこの目で見ていたので、そのおかげで独り立ちして他の地域に暮らすことになっても、今みたいに何とかやっていけてるんだと思います。
そういった意味では親に感謝ですね。
独立前に住んでいた町に比べれば、今の集落は実家に近くなっています。(今は一つの町が平成の大合併によって広くなっているので、隣町ではありますが距離は少し離れています)
地方の世間は狭いし(だいたい知り合いがどこにでもいる)、自分の苗字が珍しいということもあって、実家の親に意外なルートで自分の話が伝わっていたりします。
今まで何度か、同じ組の人から知り合いを通じて親に自分の話が伝わっていたそうで(たまたま
「○○って地域に△△さんと同じ苗字の若い子が独り暮らししているらしいんだけど、親族なの?」というように、仕事先や知り合いから話が伝わってきたらしい)、ドキっとしたことがあります。
でもどれも好印象の噂だったそうで、セーフでした。親が喜んでいたので良かったです。
一軒家を借りているのですが、以前、大家さんが突然訪ねてきて、「評判いいみたいだから、良かったらこの家あげるよ」とまで言ってくれたこともありました 笑
でも流石に将来もずっとここに住むのかは分からないので、保留にしてます。(そこは冷静)
地域の組に所属することは色々と大変なことではありますが、一方で良いことも色々あります。
確かに休日や平日夜の行事は多くて忙しいですし、家の周りの手入れをしていなければ「あそこの○○さんのとこは荒れ放題だ」となり、地域ではそういう評価となりますよね。
それでも、行政や業者が何でもやってくれる人口の多い場所とは違って、山の中の集落ではあらゆる場面で助け合いが必要なので、やっぱり自分の都合だけではなく、地域の行事でみんなで道路や河川、各施設の手入れをしたり、どんど焼きや虫送り、祭りなどの共同作業でどんな人なのかを知っておいたり、地域の情報交換をしておくことはやっぱり大切だなと思います。
小川を挟んだお隣さんがご高齢の夫婦で、旦那さんは90歳になろうかという方で、いついつ膝や腰の手術をしていて痛みがあって、家の敷地から町道まで出るのにちょっとした坂道を下る必要があって……というのを知って入れば、積雪があった時に、何も言われなくても「雪かきのお手伝いに行かなければ!」となりますよね。
別の地域から引っ越してきた自分の立場でいえば、この集落の皆さんに自分のことを知ってもらい、安心してもらうためには、地域の行事に参加することは必要不可欠なことだと、かつての親の実績を見ていて分かっていたことですから、休みや自分の時間が欲しくても、出来るだけ地域の行事に顔を出すというのは大事なことです。
地域での人間関係から、大きな仕事に結びつくこともありました。それだって、外から来て何も近所づきあいの無いような得体の知れない人間には、仕事の紹介だってしてくれませんよね。
それは意地悪ではなく、変な人を知り合いに紹介してしまってはまずいという、人として当たり前の行動だと思います。
たまに、理想の人生を実現するために地方へ引っ越してきて、近所づきあいはしないという人もいますが、そういうのは以前からそこに住んできた人達をとても不安にさせると思います。
そりゃそうですよね。ずっと住んできた集落の見慣れた風景、見慣れた顔ぶれの中に、突然知らない人がやってきて、全く周りの景観に溶け込む気の無い家を建てたり、店を始めたりされたら、流石に不安になります。
引っ越してきた人にとってその場所は夢を実現する場所なのかもしれませんが、そこに昔から住んできた人達にとっては、小さい頃からの色々な想い出がある場所で、現在進行形で生活をしている場所なのですから、突然やってきた見知らぬ人に色々なことを変えられてしまっては不安になりますし、不満も溜まっていくと思います。
自分も人付き合いは本当に苦手です。それでも不器用なりに地域に溶け入るように最低限の姿勢を見せれば、周りの皆さんも快く迎え入れてくれます。
もちろん人間なので、全てが良い評価ではないと思いますし、自分も「あの人、こういうところがあるよね」っていうのは思われているとこもあると思います。でも、それは世界中どこでも同じことだと思うので。
この前、虫送りの日に、夜の暗さの中で松明を燃やして田畑の脇の道を歩いていた時、ふと思ったことがあります。
地方の…特に山の中の集落に関しては、本当にそのうち消えていってしまうのだろうな、と。
とっくの昔から言われてきてることですが、本当に人が減っていますよね。地方は。
自分は30代前半なのですが、この集落の世帯主で自分の次に若い人は50代です。集落唯一のお子さんのいらっしゃる家庭ですので、イベントにはお子さんも参加するのですが、お子さんもだんだんと大きくなり、参加する子も末の子だけになりつつあります。
世帯のほとんどは高齢な方達で、息子さん世代は全員街中に住んでいるので、今の代でこの集落に住むのは最後という家系がほとんどです。
自分を含めて十数世帯なのですが、すでに今年二軒引っ越しして、さらに減りました。
人が減っていって、各世帯あたりの行事の負担が増えていく一方なので、正直行事をやめたがっている人もいます。
周辺の他の地域ではかなり以前から行事の数を減らしている地域も多い中で、ここでは日程や規模を変えるなどして対応してきたそうなのですが、それもいよいよ限界にきている感じです。
育った場所が育った場所だけに、ずっと以前から、山間の集落はなくなっていくんだろうなとは思っていたのですが、ここにきてまざまざとその現実を見せつけられると、やっぱり少し寂しくなるものですね。
人が減る一方で、鹿や猪、猿は増えていくばかりで、畑の被害は冗談じゃないくらいのものになっていて農家さんが不憫に思えてきます。
自分が子供時代には見たことのないような獣害用の大型電気柵が今ではどこの集落にも存在しますが、それも結局は抜け道を探し出した獣によって侵入されてしまい、作物が作る傍から食われてしまう状態ですし。
人がいなくなれば、当然そこにあった文化や風景も失われるわけですよね。分かり切っていたことのはずなのに、目の前でその過程を見てしまうと、色々と考えてしまいます。
正直なところ、自分も行事が多くて大変だなとは思うのです…。でも一方で、今、目の前で行われている行事が、その光景が、十年後には無くなっているのかもしれないと思うと、自分の体験として人生の中に残して、しっかりこの目に焼き付けておこうとしている自分がいるのも事実なんです。
自分もいつまでここに住んでいるのか、将来のことは分かりませんが、少なくともここにいる間は、地域の一員として色々なことをここの皆さんと共有して体験していきたいなと。
そんなことを思った、虫送りでした。
話がずいぶんそれましたが…。
要するに最近忙しいという話ですよ!
まとまりのない話になってしまいましたが、やることあるのでここで切りにします!
ジブリの話がなかなかないですが、勘弁してください。
また来月!(余裕があれば)