2022年最後!

2022年12月29日

今年もいよいよ終わりに近づいてきましたね。

今年も去年に引き続き、ちょっと色々な面で消化不良な一年で、個人的にはあまり良い一年とはなりませんでした…。

来年こそは私生活にしろ仕事にしろ趣味にしろ何かしらの面で充実したといえるような内容にしたいのですが、どうなることやら…。


ところで、宮崎駿監督の最新作が来年7月14日に公開決定となりましたね。

ポスター画も出ていましたが、あれってたしか前にも出回っていましたよね?(いつ頃だったか分かりませんが、普通に見た記憶があります。)

ファンタジーということですが、現状ではそれ以外何も分かりませんし、鈴木P曰く、現在も公開中の映画スラムダンクにちなんだ「スラダン方式」(公開まであらすじさえ公表しない。事前情報が皆無。)でいくということですので、結局は劇場で観るまでは特に内容について書けることも無いという感じです。

久しぶりの劇場用ジブリ作品ということで、ここ何年かの空白(「アーヤと魔女」は当初テレビ放映用だったということで除外)で飢えていたジブリファンには期待しかないでしょうね!

この数年間の中で、実は個人的にジブリに代わるアニメ作品がないかなぁと思って、ちょっと探してみた時期があったんですよね。もちろん、ジブリに代わるといっても、ジブリと同系統の作品というわけではなく、単純に観ていて楽しめる(あるいは考えさせられる)上に観た後の余韻がすごいもの…って、要するにハマる作品を探してみたってことです。ジブリはジブリですので、そのほかの監督にジブリらしさを求めるのはそもそも違うというのは分かっていますので、そんなことは求めずに考えてみたのですが…。


(ここからは細田守監督、新海誠監督、押井守監督の作品に関して個人的な印象です。ご注意。)

まず、お三人の監督方の中で唯一、細田守監督の作品だけ過去に一つも観たことが無かったので、とある作品を観てみたんです。が、冒頭から「自分には合わないかも…」という違和感があって、それでも40分くらいは観てみたのですが、やはり耐えられず、途中で観るのを辞めてしまいました。(当たり前ですが、当初から疑いをもって観始めたわけではなく、むしろ暇なときに何も考えずにアマゾンプライムで観てみたので、何も先入観など無い状況での感想です。それだけは明言しておきます。)

恐れ多いので、とてもどの作品ということは書けないですし、そのため抽象的な表現になってしまいますが、冒頭から「導入で出る人物達の性格、偏り過ぎじゃ…?」とか「主人公にそれを肯定させちゃうの!?」といった場面がちょいちょい出てきて、要するに自分はその作品を観ていて冒頭の数分で、「…社会不信…なのかな」と思ってしまったんです。で、「この社会不信のようなものを作品を通じて解決していくのか、観る側に意見を求めたり問題提起していくのか、あるいは別の考えを提示するのかな」と思って見続けたのですが、むしろそこにあったのは社会への諦めとも受け取れるもので、ただただ現実ではない別の世界を志向するという、(あくまで個人的に)虚しいものとしか思えなかったんです…。

で、観るのをやめた直後に、なぜこんなにも自分はこの作品から世の中への諦めを感じたのか、理由を知りたくて、細田守監督のことをネットで調べてみたんです。

それまで、全く細田監督作品には興味がなかったので、あまりにもこの人のことを知らなさすぎたなと、愕然としてしまいました。

インタビュー記事を何件か読んでみたのですが、「そりゃそうだわな…」という感じでした。たぶん細田監督のファンの方達にとっては細田監督がどのように考えて作品を作り、世に送り出しているのかというのは当たり前に知っていることなのでしょうが、自分は何も知らなかったので、必要以上に驚いてしまった感じです。

世の中に対して、そしてその世の中に対する考えについての結論というか、どこへ帰着すべきかという思考が、ある意味ジブリとは正反対も正反対。真逆なのだなという印象です。

抽象的で申し訳ないのですが個人的には、現実社会を現実社会として描いても、それは観てる側は知っているのだから、その上で描いた点について現実社会に帰着しなければ、何も生み出すものがないのでは…という感じです。

自分でも言ってる意味分かりませんが、お分かりいただける方にはお分かりいただけるかと…。たぶん。

とにかく、その時点で細田監督が苦手になってしまい、もう観れないです…。(当然ですけど、個人的な感想ですので、別に「客観的に駄目だ!」とか言ってるわけじゃないので、悪しからず)


で、次に押井守監督ですが、もともと押井監督の作品は好きなので劇場版の「うる星やつら」やら「パトレイバー」はもちろん、攻殻機動隊や実写のアヴァロンなども観たことがあります。

どれも面白いのですが、(「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」に関しては、あれが本来は純粋なコメディ作品であるはずの「うる星やつら」なのかという点で、別物だとは思いますが…)ただ、押井監督の作品って、全体的に同じようなテーマというか、内容というか、とにかく「虚構と現実の境目」というようなものが多くて、新しい作品を世の中に送り出す意味では、観ている側に渡せるものが同じようなものになってしまっている印象があります。

新作になるといわれている「キマイラ」というのがどのような作品なのか分かりませんが、きっと今度は新しいものを見せてもらえるのでは?と、個人的にはかなり楽しみです。

最近はあまり表に出てこないのと、そもそもその新作がいつになるのか分からないということで、新作を観たくても定期的に観れるような監督さんじゃないというのがもどかしい!


最後に新海誠監督なのですが、新海監督の作品は実はずいぶん前の作品しか見たことが無くて(確かだいぶ前にWOWWOWで特集がくまれていた時に短編をいくつか観た)、むしろ近年の超絶話題になった「君の名は。」とか「天気の子」とか、最新の「すずめの戸締り」は観たことないんです。

何年も前に観た新海監督の印象は、とにかく「純粋」!!

観ていて胸が苦しくなったのを覚えています。

…そう、自分にとって大切な作品のあの「かぐや姫の物語」と同じように…。

なので、観ると苦しくなってしまって観れないという現象に陥り、結局「観ない」という事態になるというね…。

いや~、観たら絶対にのめり込むと分かっているんですよね~。「君の名は。」とかさぁ。

でも切なくて死にそうになるだろうから、一歩踏み出せ無いというわけですよ。うん。


というわけで、長編劇場アニメの監督でジブリの他に真っ先に頭に思い浮かんだお三方は、皆さんそれぞれ違う理由で(個人的に)観れないというわけでした!!

いろいろ考えたけど、やっぱりジブリが一番安心して観れるよ~…。

来年が本当に楽しみです。


さてさて、今年もこれで最後。

皆さんがどうか元気に年越しを迎えられるよう願います!!

2022年も「東の果て」をご覧くださりありがとうございました。

ちまちまとはなりますが、今後もブログや二次創作の方を更新していきたいと思っておりますので、来年2023年も当サイトをよろしくお願いいたします。


2022年よ、さらば!!

来たれ!! 2023年!!

そして、良い年となることを願う!!


それでは皆さん、良いお年を!!





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